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更年期による【頭痛】の原因と5つの予防方法

投稿日:2016/09/30 更新日:

更年期による【頭痛】の原因と5つの予防方法

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更年期障害の症状で「頭痛」に悩まされている人が多いようです。

頭痛の症状が出る人はおよそ6~7割程度いるとされており比較的誰もが経験する症状といえるでしょう。

今回は、更年期で起きる頭痛の原因とその対処方法についてご紹介します。

更年期に起こる頭痛の原因

更年期障害の期間に入ると、頭痛が頻繁に起きることがあります。女性の場合、閉経を迎える5年間の前後に頭痛の症状に悩まさせることが多いようです。

更年期障害の症状でも代表的とも言われているもののひとつが頭痛の症状です。

女性ホルモンの乱れで頭痛の症状が現れる

更年期になると女性ホルモンが乱れやすくなり、女性ホルモンの増減によって脳のセロトニン代謝に影響を及ぼしていることが関係しています。

女性ホルモンの分泌が乱れることで、自律神経が乱れたり、脳への血流が不安定になることで頭痛を引き起こしていると考えられます。

更年期障害の頭痛には、「片頭痛」と「緊張型頭痛」の2つのタイプがあります。

更年期による頭痛の特長

更年期で引き起こす頭痛の特長

更年期障害で起きる頭痛には2つのタイプがあります。

それぞれのタイプの特長は下記の通りです。

片頭痛

片頭痛は、脳の血管が急に拡張することで起きるのが片頭痛の原因です。

血管が拡張することによって、その周囲の神経を刺激させて、その刺激で炎症物質が増加し、さらに血管を拡げて片頭痛を起します。

また、ストレスから開放されたりすると血管が拡張されやすくなるので、仕事が休日にときに起きやすくなることもあります。

また、男性よりも女性の方が片頭痛になることが多く、一部の調査結果では、その差は約4倍もあるそうです。

片頭痛の症状

片頭痛の症状は、脈に合わせるようにズキンズキンという痛みが、 片側のこめかみ辺りやおでこ辺りに起こるのが特長です。

風邪の症状による頭痛と見分ける場合、頭を軽く振り、それに合わせて痛みがあると片頭痛の可能性が高いです。

片頭痛をそのまま放置していると、吐き気を伴うこともあるので早めに対策するといいでしょう。

 片頭痛の対策方法

片頭痛は光や音にも反応しやすいので、片頭痛が起きたらまずは暗くて静かな場所で体を休めるようにしましょう。
アイマスクや耳栓など使用して、横になって休むのもいいでしょう。

また、片頭痛の場合は血管が拡張して痛んでいるので、冷却シートなどで頭を冷やすと症状が落ち着きます。

さらに、カフェインには血管を収縮する作用があるので、痛み出した直後にコーヒーや紅茶を飲むと痛みが和らぐ場合があります。

それでも、片頭痛の症状が落ち着かないようであれば、鎮痛剤などの薬を飲んで症状を軽くしてあげるといいでしょう。

あと、赤ワインやチョコレート、チーズなどの飲み物や食べ物は片頭痛を引き起こしやすくなるので、なるべく控えるようにしましょう。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は、肩こりや眼精疲労、ストレスなどが原因で血行が悪くなり引き起こされます。

更年期になると血流も不安定になりやすいので、肩こりなども起きやすく、それに合わせて緊張型頭痛が発症してしまうことがあります。

緊張型頭痛の症状

緊張型頭痛の症状は、肩から後頭部にかけて締め付けられるような痛みや、頭全体をギュッと締め付けられる痛みを伴うのが特長です。
また、いつも頭が重たいように感じるのも緊張型頭痛の症状のひとつとなります。

緊張型頭痛の対策方法

緊張型頭痛は主に血流の流れが悪くなっているので、首や肩が凝っている場合は、首や肩のストレッチをするとすると効果的です。

眼精疲労による緊張型頭痛は、蒸しタオルやホットアイマスクで定期的に目を温めることで痛みを和らげることができます。

緊張型頭痛は片頭痛と逆で冷やすのはNGとなります。なので、蒸しタオルなどで後頭部を温めてあげるのもいいでしょう。

また仕事中や家事などの途中で緊張型頭痛が発症したら、気分転換にその場から離れたり、散歩すると症状が和らぐことがあります。

それでも、緊張型頭痛が続く場合は、鎮痛剤の薬を飲んで症状を軽くしてあげてください。

こんな更年期による頭痛が起きたら要注意!

こんな頭痛が起きたら要注意!

更年期に起こる頭痛は「片頭痛」「緊張型頭痛」の2タイプになりますが、頭痛には危険なケースもあります。

頭痛は血管の拡張や血流が悪くなると発病するものと、脳の重篤な病気によって引き起こす頭痛があります。

下記のような、いつもと違う痛みを感じた場合は、すぐに病院へ行くようにしましょう。

  • 今まで経験したことのない痛みが突然起こる
  • 激しい痛みがどんどん悪化していく
  • 朝起きたときに起こる頭痛
  • 体の痺れや痙攣、モノが二重に見える頭痛
  • 回を重ねるごとに痛みが強くなる
  • 発熱を伴う強い痛みの頭痛

このような痛み方をする場合は、脳神経外科などの病院で検査してください。また、頭痛が慢性化している場合は一度検査してみることをオススメします。

更年期による頭痛を薬で対処する方法

片頭痛や緊張型頭痛が少し酷い場合は頭痛薬などの薬を使用して和らげることができます。

市販されている頭痛薬は沢山の種類があり、どの薬を買えばいいか悩む人もいます。

頭痛薬には、痛みに特化したものや、副作用の胃痛も抑えてくれるものなど色々あるので、成分表を見て選ぶのが理想的です。

市販の頭痛薬は下記の図のような成分構成でできています。

成分構成

出典:スギ薬局グループ

市販されている頭痛薬は上記の組み合わせて構成されているのがほとんどです。

片頭痛の頭痛薬の選び方

頭痛だけを抑えたいときは、「アセトアミノフェン」や「ロキソプロフェン」などの解熱鎮痛剤のみ配合のシンプルな頭痛薬を選ぶといいでしょう。

眠気などが気になる人は、「催眠鎮静剤」は入っていないものを選ぶと眠気が抑えられます。

胃腸などが弱く胃が荒れやすい人は、「制酸剤」が入っているものを選ぶと胃痛を抑えることができます。

緊張型頭痛の頭痛薬の選び方

上記にあげた選び方の他に、血行を良くしてくれる作用がある漢方薬を選ぶのも有効です。

それでも迷ってしまう場合は、薬剤師に相談しながら選びましょう。また、薬を飲む場合は、痛みが出始めたらなるべく早めに服用するのがポイントです。

参考文献:スギ薬局グループ「頭痛薬の選び方

更年期による頭痛を食べ物で予防する

食べ物で頭痛を予防する

食べ物に含まれる栄養素で、更年期障害による頭痛を予防するには有効だといわれています。
これから紹介する食べ物を積極的に食べることで頭痛予防をしてみましょう。

大豆イソフラボン

更年期障害で起きる頭痛の原因で、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌量が著しく減少すると起きやすくなります。

エストロゲンが減少することで、自律神経の働きやホルモンバランスが乱れることでも、頭痛が発病するともいわれています。

大豆イソフラボンには、エストロゲンと似た働きをするといわれており、意識的に大豆イソフラボンを摂ることで、減少したエストロゲンの働きを補う効果が期待できます。

1日に摂取する大豆イソフラボンの目安量は50mgといわれています。

大豆イソフラボンが含まれる食べ物
  • 豆乳
  • 豆腐
  • 湯葉
  • 納豆
  • 油揚げ
  • きな粉 など

マグネシウム

マグネシウムが不足すると片頭痛が起きやすいといわれています。また緊張型頭痛でも、ストレスの解消や疲労を回復するのにもマグネシウムの働きが欠かせません。

マグネシウムは、なかなか摂取する機会が少ないので、意識的にマグネシウムを含む食べ物を食べることが大切です。

マグネシウムの推奨量は年齢によって多少異なりますが「栄養学の基本がまるごとわかる事典」によると、男性(30~49歳)で370mg/1日、女性(30~49歳)で290mg/1日が推奨とされています。

ただし、過剰に摂取しすぎると下痢の症状を起すことがありますので注意しましょう。

また、アルコールを摂取するとマグネシウムの尿中排泄量が増えるので、マグネシウムを摂るときはアルコールは控えるようにしましょう。

マグネシウムが含まれる食べ物
  • アーモンド
  • ひじき
  • ほうれん草
  • ゴマ
  • 玄米

更年期による頭痛を生活習慣の見直しで予防する

生活習慣を見直して頭痛を予防する

生活習慣を見直すことで頭痛を予防することができます。
比較的簡単に行えるものをここではご紹介します。

パソコン作業が多い人は適度に休息をとる

目の疲れを溜め込むことで、緊張型頭痛を引き起こす要因になります。

とくにパソコンでの作業などは、同じ姿勢でずっとモニターを見続けているので、血行が徐々に悪くなってきます。

1~2時間くらいに1回は軽く休憩をして、肩や首などを動かして血行を良くしましょう。

またホットアイマスクなどで目を温めると目の周りの筋肉がほぐれ、血行が良くなります。

しっかりと睡眠時間を確保する

睡眠時間が短いとストレスや疲れの解消が十分に行えないため、片頭痛と緊張型頭痛どちらも起きやすくなります。

なるべく不規則な生活を改めて、7~8時間しっかりと睡眠を取るだけでも頭痛が起きにくくなるので、睡眠はとても大切です。

ただし、睡眠時間を長く取りすぎてしまうのも逆効果なので、寝過ぎには注意しましょう。

緊張型頭痛が起きやすい人は体を温める

緊張型頭痛は、肩や首の血行を良くすることが大切です。

体を温めるには、半身浴や足湯など全身の血行がよくなるのでオススメです。

また、首や肩を温めるのも良いので、蒸しタオルをあてたり、首肩を温めるグッズを使用してみるのもいいでしょう。

片頭痛が起きやすい人は静かで涼しいところで過ごす

片頭痛が起きてないときは、体を温めて全身の血行を良くしても大丈夫ですが、片頭痛が起きているときは入浴は避けるようにしましょう。

片頭痛が起きている最中は、静かな涼しい部屋でなるべく暗くした状態で安静にすることが大切です。

また、痛むところを冷やすと、痛みが軽減することもあります。

まとめ

更年期障害で起きる頭痛は、きちんと対処することで痛みや症状の発生を抑えることができます。

また、頭痛には脳の病気が原因で起きることがあるので、普段と違う痛みを感じたら、病院へ診察を受けることも大切です。

意外と頭痛慣れしてしまうと、「また、いつもの頭痛だ」と先入観を持ってしまうケースがあるので注意しておきましょう。

この記事を読んで、少しでも更年期による頭痛対策のお役に立てたら幸いです。

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