食べたら食べただけ太るのならまだ納得もできますが、世の中は不公平なもので、同じように食べているのに太らない体質の人がいます。

食べても太らない人には、どのような特徴があるのでしょうか。
食べても太らない痩せ体質へと改善する方法はあるのでしょうか。

食べても太らない人の特徴や、痩せ体質へと改善するためのポイントなどについて紹介していきます。

食べても太らない人の特徴

食べても太らない人は、おおまかに2つのタイプに分けることができます。
「食べても太らない体質の人」と、「太る食べ方をしていない人」です。それぞれに特徴を見ていきましょう。

食べても太らない体質の人

食べても太らない体質の人は、TVなどで見るフードファイターのように、5人前、10人前などありえない量を食べても太ることがありません。

大して運動もしていないのに太らず、むしろやや痩せているのが特徴です。

毎食の量も多く、糖分や脂肪分といった太る原因になる食材をたっぷりと食べていても太りません。
小さなころからたくさん食べる習慣が身についていて、家族や親せきも大食いだったりします。

太る食べ方をしていない人

本当にいくら食べても太らない人がいる一方で、たくさん食べても太らないように「見える」人達もいます。

普段は質素な食生活をキープしていたり、たくさん食べているようでも甘いものや脂っこいものは避けていたり、ダンスやスポーツなど、運動量の激しいスポーツを趣味にしている人も、食べても太らない人の中に入ります。

人と会うときは好きなだけ食べ、そうでないときは食事の量を控えたり、低カロリーなものが好物で、よく噛んでゆっくりと時間をかけて食事を摂り、普段から野菜をたっぷりと摂っていたりします。

こういった特徴の中には、食べても太らない理由が隠れています。
食べても太らない理由について見てみましょう。

食べても太らない理由

いくら食べても太らない人には、次のような理由があります。

胃腸の機能が活発

食べても太らない人は、食べたものを胃から腸に送るスピードや、腸から便として排出されるスピードが早いことが太らない理由となっています。

口から入った糖質や脂質がエネルギーとして体内に吸収される前に体を通り過ぎてしまうので、いくら食べても太らないのです。

お通じが良い

フードファイターのような体質の人は、たくさん食べた後に徹夜でトイレにこもるほどお通じが良かったりします。

糖質や脂肪は小腸から吸収されるため、その前に出してしまえば太ることはありません。

フードファイターほどではなくても、お通じの良い人はたくさん食べても太りにくい傾向があります。

脂肪や糖質が吸収されにくい食べ方をしている

たとえば、空腹でケーキ1個だけをそのまま食べるよりも、ケーキを食べる前にサラダや温野菜などを食べておくことで、糖質が体内に吸収されるスピードを緩やかにすることができます。

野菜に含まれる食物繊維が糖の吸収を緩やかにして、野菜である程度お腹を満たすことで飢餓状態でなくなっていることも、糖や脂肪の吸収を緩やかにする理由となります。

腸内環境が良い

腸内にある善玉菌が多いと、食物を分解して消化吸収をたすけるはたらきが高まります。

実のところ、腸内の善玉菌を劇的に増やす方法はわかっておらず、腸内にいる常在菌のバランスは赤ちゃんの頃にほぼ決まってしまうのです。

食べても太らない痩せ体質になる5つのポイント

食べても太らない人にはもともとの体質が大きく関わっているため、今すぐ痩せ体質になることは大変難しいでしょう。

しかし、いくつかのポイントを押さえることで、今よりも少し太りにくい体質に改善することは可能です。

痩せ体質への改善には、次の5つを試してみましょう。

1.空腹のときに糖質の高いものを食べない

ごはんやパン、お菓子やジュースなど、糖質の高い食べ物を食べたいときは、空腹時を避けて食べるようにします。

サラダや野菜スープ、大豆製品など、低糖質で食物繊維を多く含むものでお腹を満たしてから食べるようにすることで、糖質や脂質の吸収をゆるやかになるのです。

チーズやバターといった油脂は高カロリーである反面、脂質の吸収がゆるやかという特徴があります。

ナッツ類も糖質が低いので、食前に食べる食材としてオススメです。

ローストビーフやささみといった脂質の少ないお肉を食べるのもよいでしょう。

2.運動量を増やす

摂取エネルギーよりも消費エネルギーが上回っていれば、食べても太ることはありません。
どうしても食べたいなら、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を行いましょう。

体重60kgの人なら、1時間ジョギングすれば約500kcal余分に食べることができます。
また、運動することで内臓が刺激され、お通じがよくなるというメリットもあります。

筋肉をつけることも、食べても太らない体づくりには必須です。

3.発酵食品を食べる

キムチやヨーグルト、納豆には乳酸菌が多く含まれています。

食品に含まれる乳酸菌を食べても胃酸で死滅するため、腸内まで生きた乳酸菌を届けることはできませんし、生きたまま腸へたどりついたとしても、腸内菌のバランスによってほとんどは淘汰されてしまいます。

しかし、それでも乳酸菌を摂ることで常在している善玉菌のエサとなり、活性化させることは可能です。

腸内環境を少しでも改善させたいなら、発酵食品を意識して摂るようにしましょう。

4.毎日食べ過ぎない

パーティーや食事会など、人と会う時に思う存分食べたいなら、普段の食生活を節制することも大切です。

「食べても太らないように見せているだけでは?」と思うかもしれませんが、食べても太らない人の中には、意外と普段はそんなに食べないという人も多いのです。

5.歯を磨く

意外に思うかもしれませんが、糖の代謝や腸内環境と口内菌には深い関わりがあります。

歯周病や虫歯を放置していると口の中で悪玉菌が増え、体内の悪玉菌を増やしてしまう原因となります。

毎食後丁寧に歯を磨き、口内を清潔に保つことも、痩せやすい体質へと改善するサポートになるでしょう。

まとめ

この記事はいかがでしたか?
今回は、「食べても太らない人の特徴と痩せ体質へ改善する方法」について紹介しました。

もともとの体質や内臓の強さなど、ちょっとしたポイントだけでは大きく改善されない部分もありますが、少しの努力でおやつ分くらいなら食べ過ぎても大丈夫な体に近づけることは可能です。

少しでも痩せ体質に近づくための参考として、楽しい食事タイムを過ごしましょう。