片頭痛に悩まされている日本人は、約840万人いると推定されています。

片頭痛は女性ホルモンと深く関係しているため、とくに女性が起こりやすい頭痛です。
また、人によって片頭痛が起こる前兆があったり、痛み以外の症状があらわれることも。

この記事では、 片頭痛の原因と症状について紹介していきます。
そして、片頭痛の正しい対処法についても5つお伝えしていきます。

片頭痛に悩まされている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

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片頭痛が起きる原因とは?

片頭痛が起きる原因とは?

片頭痛の主な原因は、身体的または精神的なストレスによって引き起こされているのです。

ストレスを受けることで、血液中の血小板から「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質が大量に分泌されます。
セロトニンとは、精神安定や睡眠の質などに深く関わっている物質です。
もしセロトニンが不足すると「うつ病」や「睡眠障害」といった病気を引き起こすこともあります。

このセロトニンが大量に分泌されることで、脳内の血管が一気に縮んで血流が悪くなります。
そのあと、セロトニンが体内で代謝され、血液中のセロトニンが減少して、脳の血管が異常に広がるのです。
血管が異常に広がることで、脳内の三叉神経と呼ばれる「痛い」や「冷たい」など、顔の感覚を脳に伝える神経が圧迫されます。

そして、圧迫によって刺激を受けた三叉神経が炎症を引き起こす物質を分泌して、脳の血管をさらに腫れた状態にしてしまうのです。
その結果、大脳まで刺激が伝わり脳が興奮状態へと陥ってしまうことで、片頭痛が起こるのです。

また、三叉神経核から大脳への途中に嘔吐中枢があるため、片頭痛時に吐き気をともなったり、小腸内のセロトニンが不安定となって下痢を起こしやすくなると考えられています。

片頭痛の流れをまとめると

1.血小板からセロトニンが大量に分泌

2.脳血管が収縮

3.セロトニンが減少

4.反動で脳血管が急激に拡張

5.脳の血管が三叉神経を圧迫

6.片頭痛による痛みが生じる

片頭痛を引き起こす要因と予兆

片頭痛を引き起こす要因と予兆

片頭痛のほとんどは、何かしらの要因がきっかけで引き起こすことが多いです。

たとえば、睡眠不足やホルモン変化による体調の変化。
また、光や音、ニオイに気圧の変化、気温の変化による外部刺激によって、片頭痛を引き起こすことがあります。
さらに、片頭痛が起きているときに、上記であげた要因が重なると痛みを増幅させるきっかけにもなるのです。

片頭痛が起きる前に予兆症状を感じる人もいます。
予兆症状は、片頭痛が起こる数時間前から、「生あくび」や「肩こり」、「空腹感」などといった症状があらわれます。
そのあとに、脈打つようなズキンズキンとした痛みが生じるのです。

また、片頭痛が起きる直前に目の前がチカチカしたり、ギラギラといった稲妻のような光を見る人もいます。
この症状は、「閃輝暗転(せんきあんてん)」と呼ばれる視覚前兆です。
視覚前兆は、脳の中の視覚をつかさどる後頭葉が興奮して、血管が痙攣を起こしているため生じているからです。

とくに視覚前兆は、脳の過敏性の高い人にあらわれやすいといわれています。

片頭痛を引き起こすパターン

体調の変化
  • 疲労
  • 睡眠不足
  • 風邪
  • 月経 など
外部からの刺激
  • ニオイ
  • 気温の変化
  • 気圧の変化
  • 旅行(初めて訪れる地域)
  • アルコール
  • チョコレート
  • 赤ワイン など

片頭痛による特徴と症状

片頭痛による特徴と症状

片頭痛は、片側もしくは両側のこめかみに、ズキンズキンと脈打つような痛みの発作に襲われるのが特徴です。
痛みだしてから1~2時間でピークに達して、4時間から2~3日続くこともあります。

一般的に、片頭痛の頻度は月に1~2回程度ですが、多い人では1週間の内に1~2回発症することがあります。
また、頭痛発作時に、動くと痛みがあるのも特徴の一つです。
軽く頭を前後に振ったり、姿勢を変えたりするだけでも、痛みが強くなります。

片頭痛の症状とは

片頭痛は、頭の痛みだけではありません。

たとえば、普段は気にならない光や音、ニオイに反応して「嫌悪感」を覚えたりします。
さらに片頭痛と嫌悪感が併発すると、暗い部屋の中でうずくまったり、2~3日寝込んでしまう人もいるのです。

そのほかの症状として

  • タバコや香水のニオイに嫌悪感を覚える
  • 日常生活に支障をきたすほど痛い
  • 吐き気や嘔吐をともなう
  • 下痢になる
  • テレビの音がうるさく聴こえる
  • 体を動かすと痛みが増す
  • 蛍光灯の光が眩しく感じる

などの症状がともなうケースもあります。

片頭痛の対処法

片頭痛の対処法

片頭痛が起きたときに、または頻度を抑えるための対処法が5つあります。
これらのことを意識することで、片頭痛の痛みを和らげたりすることが可能です。

対処法
  1. 患部を冷やして、暗い部屋で安静または寝る
  2. 片頭痛が起きているときは、入浴を避けて、シャワーにする
  3. 痛み出した直後に、コーヒーなどのカフェインを含む飲み物を飲む
  4. 強い光や騒音、人混みを避ける
  5. ポリフェノールや柑橘類、チーズ、チョコなどを控える

まとめ

この記事はいかがでしたか?
今回は、「片頭痛の原因と症状」について紹介しました。

片頭痛は一度悪化させてしまうと、日常生活に支障をきたすほど、厄介なものです。

片頭痛だと感じたら、早めに対処をして、少しでも痛みを抑えるようにすることが、悪化させないポイントとなります。

この記事を読んで、少しでも片頭痛の悩み解消へのお役に立てたら幸いです。

【参考文献一覧】
図解 専門医がサポートする! しつこい頭痛をぐんぐん解消させる! 最新治療と正しい知識』清水俊彦監修 (日東書院本社)

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